八王子は甲州街道の宿場町、織物の町として栄えました。
八高線と横浜線が通っているように、関東の生糸を外国へ輸出するため、人がたくさん集まる町であり、明治時代から絹織物業者の接待の場として花街が栄えたといわれています。

幾多の時代の変遷を経ながらも、八王子芸者衆は八王子の街とともにあったと思います。
そして現在もお正月には消防記念会によるはしご乗りや、夏には八王子祭という大きなお祭りがあり、粋な町でございます。
地元八王子の小学校の公開授業にも呼んでいただき、地域の皆様や子供たちとの交流の場も年々増えてきています。
八王子芸者衆は、粋なあたたかい地元の方々に支えていただいております。

置屋「ふみ乃家」もそのような八王子の街で皆様から愛される存在になっていけるよう、精進していきたいと考えています。