まゆ乃３年目を記念しまして、これまでを座談会形式で振り返ってみたいと思います！

芸者さんを目指した経緯、芸者さんになってからの生活、今後の事などを掲載予定です。

若葉：私が置屋を持たせていただいたのが令和元年（２０１９年）７月で、まゆ乃さんが置屋見学の問い合わせをしてくれたのが、２０２１年６月でした！就活中で、リクルートスーツで見学に来たのが印象的です。大学生の時に留学した経験が芸者さんを希望する理由の一つになったようですが、どんな体験だったの？？

まゆ乃：マレーシアに短期留学に行ったのですが、その際に日本の文化を披露するセレモニーがありました。お茶を立てられる方がいらっしゃったので、私はその方のサポート役を担当し、浴衣を着てお茶を配りました。お点前の最中、観客の方々は食い入るように一挙一動をご覧になっていました。お点前が終わると、皆さんが立ち上がり割れんばかりの拍手を送ってくださいました。拙い英語での説明で伝わらなかった事も多かったと思います。ですが、日本の文化は言語の壁を越えて人々を惹き付け、魅了する力を肌で感じました。この経験から、日本の伝統文化に漠然とした憧れを抱くようになりました。

若葉：なるほど！素晴らしい経験でしたね。肌で感じる、というのは実際にその場にいないと経験できない事ですよね。まゆ乃さんは大学卒業までの間３時間ちかくかけて八王子に通い、お稽古やお座敷を少しずつ体験しましたね。１２月の年末に焼き鳥屋さんへ二人で食べに行った時に・・・次回へつづく！！